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昨今の書籍には閉口しています。


もはや、自分がはじめに買った株価の300円は遥か遠くにあり、気がつけば株価は220円にまで落ちていました。
後場が終了する午後3時前、私は損切をしました。結果、30万円の含み損がでました。
一億円の資金を持っている人にとっては、30万円という金額はたいしたものではないかもしれません。
しかし、株はパーセンテージで考えなくてはいけません。

当時の私の総資産は100万円程度でした。
つまり、たった一日で、30%の資産を失ったことになります。
一億円持っている人が、たった一日で3000万円損した計算になるのです。
一日の、しかもたった30分程度のトレーディングで総資産のうち30%を失うなど、
相場から撤退したほうがいいと思えるほどに、大きな負けになります。

それでもデイトレードを続け、結局投資資金のすべてを失い、私は相場を去りました。

以上、私の「一度目の失敗」のお話をしました。

この失敗から学べる教訓は、「無知」。無知が呼んだ負けだと、結論することができるでしょう。

さらに、この私の失敗例から何を学んでほしかったかといえば、
「何も知らない初心者が、上級者が読むような本に手を出すと失敗する」ということです。
つまり、私の主張は、「基本をまず徹底せよ」ということを強調したいわけです。

投資は自己責任です。自分の負けを、本、ライター、出版社の責任にすることはできません。
しかし、投資ブームを作り出して、安易な本を乱発し、
何も知らない個人投資家にあたかもすぐに大金をつかめるかのような錯覚を起こさせている、昨今の書籍には閉
口しています。


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「仕手株で儲ける本」


さらに、「仕手株で儲ける本」などという書籍も出版されています。
これは、トンデモ本の一種です。
仕手株への投機を薦めるなど、ある意味では犯罪に加担することにもつながり、私には信じられません。

私は絶対に、初心者が仕手株に参加することを薦めません。
ですが、初心者の私は、ランキング情報で上位にあった株を買いました。
その株は有名な仕手株でした。ですが私は、仕手株という言葉さえ知りませんでした。
私が買った次の瞬間、株は下がり始めました。驚きました。
なぜだ?と思いました。どれだけ自問自答しても、株は乱降下していきます。
「損切しよう」と思ったころには、もう損切できるレベルではない価格にまで落ち込んでいました。

そこで、私は「ナンピン」を考えました。
「意味はよくわからないけれど、有名な人が出してた10万円もする本に書いてあったんだ、
きっとうまくいくに違いない」
そう思いました。私は、その仕手株を買い増しました。
次の瞬間、その株はさらに下げ始めました。二回目の下げが始まったのです。


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仕手株の存在


私はそのころ、仕手株の存在についてもまったく知りませんでした。

仕手株というのは、「仕手筋と呼ばれる連中が株価を意図的に吊り上げる行為に選ばれた銘柄」のことです。
仕手株はボラティリティが高く(値動きが激しく)、特に材料があるわけでもないのに急激に値上がりするので
、デイトレードに向いているといわれていますが、
同時に、何の前触れもなく突然乱降下するので、非常に危険な銘柄です。
仕手筋は、株価を吊り上げる何日か前に株を買って仕込んでおき、吊り上げた時点で高値で売り抜けるわけです。

このような、仕手筋のやっていることは証券取引法にひっかかる、立派な「犯罪」行為です。
こんな犯罪がまかり通っている日本の株式市場の現状には、正直辟易します。


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◆100時間・動画FX教室


薄い本を読んだだけの初心者の私は、次の日、二度目のデイトレードに挑戦しました。
結果は3万円の負けです。

私は、完全な初心者でした。日経平均の意味も、テクニカル分析も、ファンダメンタルズ分析も、
FXの存在も、先物取引のことも知りませんでした。
ただ私が知っていたのは、「白くて大きいローソク足が出たら買い」
という、非常に大雑把な知識だけでした。こういったローソク足のことを「大陽線」と呼ぶのですが、
こんな単純な知識だけで、相場に臨むというほとんど自殺行為に近いことをしていました。

投資を始めた当初は運よく掛け金が少なかったので、大きな痛手を踏むことはありませんでしたが…。
負け続け、含み損が20万円になったとき、某有名トレーダーの発売していたデイトレード商材を購入しました。
価格は、15万円。それでも、一流トレーダーのワザを盗めるのならば高くないと思いました。

15万円の商材、その中身は、30ページほどのpdf文書でした。
その商材では、ナンピンを薦めていました。ナンピンとは、もし買った株が下がっても、
さらに買い足せば、上がったときに利益が出る、という手法です。
ナンピンは、上級者のテクニックです。
(ちなみに、私個人はナンピンをして得をしたことは

一度もありませんので、上級者の方にも、私はナンピンをオススメはしません)
損が出たら買い増しなどせず、あきらめて損切ったほうがいいと思います。
当時の私は、投資のことなどまったく知らない、初心者でした。
ローソク足程度しか投資の知識がない初心者にナンピンを教えるなど、

サルに核スイッチを持たせるような行為で、非常に危険です。
それならばむしろ、無駄な知識など知らないほうがいいのです。
ですが私は、次のトレードのとき、さっそくナンピンを実践したのです。しかも仕手株で。


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◆100時間・動画FX教室


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◆100時間・動画FX教室
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近年のデイトレード・ブーム、投資ブームは、
証券会社と出版社が組んで作った、仕組まれたブームなのではないかとさえ、黒岩ヒロトは思っています。

ブームに乗せられた何万人もの個人投資家が、損を出して、相場を去っていくのです。
投資で成功できる個人投資家は、全体から数えてほんの一割だという統計はよくみかけます。
しかし、恐れないでください。裏を返せば、一部の投資家は勝てている、ということです。
基本をしっかり学び、ステップアップしていけば、あなたも必ず、私のように、投資に勝てるようになれます。
(余談ですが、「競馬の必勝法」という教材は、絶対に買わないでおきましょう。

競馬には必勝法などは、ありません。競馬の場合、親はJRAになりますが、馬券を買った時点で、取り分の半
分をJRAが持っていくのです。はじめから負け るギャンブルをしている、ということに気づいてください。

「必勝法」など、あるわけがないのです。いつかは必ず負けるシステムになっているんです。勉強す るのがい
やな人、経済が苦手な人は競馬に走りやすいですが、悪いことは言わないのでレクリエーションの範疇に留めた
ほうが身のためです。競馬で生計を立て ているという人の話よりも、株で生計を立てている人のほうが圧倒的
に多いことから考えてもわかることでしょう)

では続きを話します。


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